Esalen®Body Work

Esalen®️Body Work 

ボディ、マインド、スピリット,魂 を統合する、頭の先から足の先までを、手や全身を使用して触れてゆく、気持ちのよいボディワーク。

                 

エサレン®️ボディワークは、エサレン研究所で生まれました。
エサレン研究所=Esalen Instituteは、非営利のアメリカン・リトリートセンターであり、人道的な代替教育に焦点を当てたカリフォルニア州ビッグサーのコミュニティです。

エサレン研究所は、そのどこにいても波の音が聞こえるくらいの海の目の前で、自然豊かな敷地にあります。

心理学、生態学、ヨガ、太極拳、武道、ダンス、アート、有機食品、瞑想、マッサージ、ゲシュタルトプラクティス、など…の分野で、毎年150以上のワークショップを開催しています。
ここでは、人間の潜在能力の回復そして発展の為の様々な研究がなされます。
こころと身体を別々のものとしてとらえる、従来の西洋医学の心身二元論に対して、心身一如を前提とする東洋的な身体観は、エサレン研究所での基本的な思想として定着し、西海岸で広まったホリスティック医療の基盤ともなりました。

1962年 スタンフォード大学出身のマイケル・マーフィーとリチャード・プライズによって、設立されました。
Esalenの名前は、数百年前その場所を聖地として住んでいたネイティヴアメリカン「エサレン族」に由来しています。

その年に、哲学と心理療法の先駆者がエサレン研究所に集まり、最初のワークショップが開催されます。
初期の指導者は、 Ansel Adams 、 Gia-fu Feng 、 Buckminster Fuller、 Timothy Leary 、 Robert Nadeau 、 Linus Pauling 、 Carl Rogers 、 Virginia Satir 、 BF Skinner 、 Arnold Toynbeeなどなど..です。

   

1960年代から1970年代のアメリカでは、様々な革命がおきていました。エサレン研究所は当時アメリカから世界へ広まった「ヒューマン・ポテンシャルムーブメント(人間性回復運動)」の中心地となりました。ビートルズ、ジョンバエズ、ローリングストーンズ、など当時のミュージシャンがエサレン研究所を訪れ、コンサートをひらきました。

ジョアン・バエズは1964年にフリー・パフォーマンスを含む「ニュー・フォーク・ミュージック」というワークショップを開催しました。 これは時代の音楽伝説の多くを特徴とする7つの「ビッグ・スル・フォーク・フェスティバル」の最初のものでした。

1969年のコンサートには、 ウッドストックフェスティバルから来たばかりのミュージシャンが含まれていました 。 このイベントは1971年にリリースされたドキュメンタリー映画「 祝賀会(Big Sur )」に掲載されました。

John CageとRobert Rauschenbergが一緒にEsalenで演奏しました。

Robert Bly 、 Lawrence Ferlinghetti 、 Allen Ginsberg 、 Michael McClure 、 Kenneth Rexroth (最初のワークショップを率いた)、 Gary Snyderなどが詩の読書やワークショップを開催しました。

トランスパーソナル心理学は、エサレン研究所で生まれました。指導者と研究者が世界中から集まり、お互いに意見を交わして学びました。

リチャード・プライスは、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティスを、スタニスラフ・グロフ博士は、ホロトロピック・ブレスワークを、アイダ・ロルフはロルフィングを、エサレン研究所で開発しました。ムーブメントアートの世界でも、初めてヨガが研究されたのも、エサレン研究所でした。センサリーアウェアネスもです。         

    

そのような多くの哲学者や文学者、心理療法家、身体技法研究家、アーティストたちによって、西洋の様々なボディーワークや、気功、太極拳、禅、瞑想、心理学、アート、シャーマニズム、ダンス、エナジーワーク、東洋医学の考え方などが融合され、自然発生的に誕生した全身オイルトリートメント、エサレンボディワークは、現在も進化し続けています。

*写真は、Esalen instituteより。